暑い季節におススメのスーツ素材と仕立て(スタッフオーダー編)

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いつも麻布テーラー京都店のブログをご覧いただきありがとうございます。

以前ご紹介のブログに引き続き、本格的に暑くなる前に、暑い季節におススメの素材と相性の良い、お仕立て方法をスタッフオーダー分で、交えてご紹介。

フレスコ生地 × Light Comfort仕立て

フレスコ・・・英国マーチンソン社の商標名であり、日本ではポーラとも言われています。フレスコは強撚の平織りで織った織物。2本の強撚糸を撚り合わせて1本の糸にした「2PLY」、2PLYにさらに1本の強撚糸を加えた「3PLY」の糸で織られた生地のことです。圧倒的なハリコシがあり、ざっくりとした風合い、通気性、耐久性、シワに強い生地です。 シワに強く通気性が良いという人には向いている生地です。又、 肌離れも良く、湿度の高い日本の気候にも向いています。

しかし、フレスコは春夏用の生地ですが、織り方の特性上、生地が重たくなる傾向があります。通常のお仕立てでパリッと、というのも勿論、格好良いですが、暑い季節ですと重たい洋服は、より暑さを感じてしまいます。そこでおススメのお仕立ては、Light Comfort仕立てです。

通常仕立ての場合、写真芯地が肩・衿・前身の裾までしっかり入っておりますが、Light Comfort仕立ての場合、写真のように芯地面積が少なく、反面よりハリコシの強い芯地が使われます。

柔らかい素材の場合、型崩れの心配もありますが、フレスコ素材は、ハリコシがある素材なので、型崩れの心配も軽減できます。

裏地もキュプラ素材のメッシュ織の物を使用する事で、よりフレスコ素材の、通気性の良さを感じて頂けます。

又、スラックスは、ベルトでスーツのシルエットが途切れずドレッシー、かつ軽やかに、ベルトレス仕様でお仕立て頂くのがオススメです。

ご参考の一つにして頂けますと幸いです。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。


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