現地の風を感じて…ヴェネツィア編【長谷川のイタリア旅行記】

ブログをご覧頂きありがとうございます!

前回に引き続き、

今回も私事ですがイタリア旅行記をお届けします。

(今回のヴェネツィアは

ファッションのメッカと言う場所ではなく、

街並みの美しさの光る観光都市ゆえに

ローマよりもさらに洋服に関する考察は少ないです…

ご了承頂けましたら幸いです)

水の都と言われるだけあって、町全体が碁盤の目の様に

数多くの水路が存在する都市です。

ヴェネツィア本島内は自動車の走行が禁止されておりますので

移動は基本的に徒歩か船と言う非現実的な素晴らしい都市です。

007ロシアより愛を込めてを観た時や

学生時代にある作品を読んだ時から、

ヴェネツィアへの憧れはありましたが

駅から運河の方へ抜ける道に出た時に見た

ヴェネツィアの風景の衝撃は凄まじいものがありました。

(興奮でその時思わず写真は撮り忘れました…。)

ホテルの窓の外から聞こえてくるのはカモメの鳴き声か

船の往来の音、現地のバーが近くにあるホテルだったので

陽気なイタリア人たちの笑い声と世界各国からの観光客たちの

笑い声のみという詩が書けそうな場所です。

偶然でしょうが写真のボートの色と

商店の屋根の色が合わさって

何気にイタリア国旗となっているあたり

恐ろしい国です。

コンパクトな都市ですのでボートでなくとも徒歩のみで

様々なスポットに行くことが出来ます。

「世界で最も美しい」と、

かのナポレオンが言ったサン・マルコ広場は圧巻でした。

素人が撮る写真でも雰囲気が出るほどです。

行く前は広場が水浸しで歩けないという旨の情報を得ていましたが

私が行った時には幸いにも水は引いていました。

欧州の観光地は夏場がシーズンのメインですので

広場は昼間でも比較的混雑していませんでした。

ちなみにご存知の方も多いかと思いますが

Caffè Florianという

ヴェネツィアに現存する最古のカフェが

この広場では有名です。

コーヒー好きとして入ろうと思っておりましたが、

コーヒーの価格がその辺の店の数倍の金額で辞めましたが

今考えれば、素晴らしいあの場所の雰囲気で、

さらに滅多に行かないことを考えれば

そこまで大した金額でもないので

入っておくべきだったと後悔が絶えません…。

旅先では自分の本性が出ると言いますが

せこく考えてしまった自分が嫌です…。

夜は全く違って不思議な雰囲気の空間と化します。

長い歴史のある街ですので、ただそこに夜佇んでいるだけで

”何か”を感じられたような気がします(笑)

日本でもそうですが地方によって名産となる食材は違うものです。

水と共に暮らす街であるヴェネツィアは

当然魚介類の名物がたくさんあります。

ヴェネツィアの名物と言えば言わずもがな、の

Spaghetti al Nero di Seppie.”イカ墨のスパゲティ”です。

なんともシンプルで余計な味は付いていません。

食事中は彼らとの闘いでもあります。

様々な海鮮の名物はある中で

特に印象に残っているのがリゾットです。

こちらも余計な味付けはなく、

魚介の旨味が余すことなく溶け込んでおり

絶句レベルの美味です。

段々と食レポになってきてしまったので、

ここらで終演です…。

最後にヴェネツィアらしい絶景を一枚!

イタリアでも北部に位置するヴェネツィアは

底冷えと言う表現が正しい場所で

空気が澄んでいました。

寒さゆえにがっつり防寒着という出で立ちの人々が多かったですが

老若男女問わずパンツの細さが

皆一様に細身を履いているのが印象的でありました。

日本に到着してワイドパンツを履いている人を多く見た時、

我々日本人がいかに洋服にコストをかけているか、

あちらではあまり流行と言うものが存在しない

ということも実感しました。

あと喫煙率が凄まじいです(笑)

さて、前回、今回と通常ブログではなく

私事ではありますがイタリア旅行記をお届けさせて頂きました。

多様な価値観を感じられる海外への渡航は

自らの感性と好奇心、積極性を高めるモノであります。

お時間ありましたらイタリアへの渡航はおススメ致します!

暫くは接客中にイタリアの話題を

無理にでも絡めていくと思いますので

ご容赦くださいませ(笑)

Buona giornata!

 

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