ダブルスーツの着こなし

ダブルのスーツやジャケットについて、どう着こなせばいいのか質問をお聞きすることが時折あります。

雑誌等ではよく取り上げられていますが実際のところ街中で着ている方はほとんど見かけませんし、

どうしてもあの「バブル」という言葉を想い起こさせてしまうのかもしれません。

実体験としては知りませんが、その時代のダブルというと今よりも着丈は長く、ゴージラインも低く釦位置は下になる印象です。

私はスーツで仕立てる時は常に3ピースかダブルにしているのですが、着丈は短めにし、上着の胴廻りもパンツもタイトにしています。

ダブルの場合は前を閉めて着るので、より身体のシャープさが際立ちますね。

ワイドカラーのシャツにニットタイを締めています。

これがレギュラーカラーのシャツに太めのタイだと、マドンナの”Vogue”のPVのダンサーズみたいになってしまいます。

個人的にはあれも好きですが。

イタリアオヤジのスナップなど見ているとダブルの前を開けて着ているのを見ますが、

あれは体格のいい人のほうが似合う気がします。

着こなしの参考にしていただけましたら、幸甚です。

森田がお届けいたしました。

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