ブラックスーツについて
みなさま、こんにちは。
フォーマル第三弾は、最も身近な略礼服(いわゆる礼服、ブラックスーツ)についてご紹介します。
これまで、昼の礼装モーニングコート、夜の礼装タキシードをご紹介しました。
しかし、いかがでしょう。
これらはご着用機会の少ないものと思われます。
そして、いわゆるフォーマルウェアで、ご着用頻度が高いのは、略礼服(礼服、ブラックスーツ)ではないでしょうか。
それでは、まずルールから。
……と申しましても、略礼服にルールはありません。
なぜなら、略礼服は日本独自の文化だからです。海外では、略礼服という考え方自体が存在しません。
フォーマルはフォーマルなのです。
元来日本のフォーマルウェアは、黒紋付です。西洋化が進む中で、海外のフォーマルウェアを見た当時の方々が、
紋付同様に黒のスーツを着ていればフォーマルウェアとして問題ないと認識し、着用し始めたのではなかろうかと言われているようです。(諸説あります。)
逆に海外の方から見ると、冠婚葬祭いずれにせよ、一様にブラックスーツに身を包む集団を見ると、異様に感じるようです。
ですから、海外でブラックスーツを着用することは、極力避けていただくほうがよろしいかもしれません。
とはいえ、私どもは日本に暮らしています。
今のところ、日本のフォーマルシーンに略礼服は欠かせません。
日本においては、ネクタイを替えるだけで慶弔ともに使え、時間帯も選ばず、そのスタイルも細かく定められていない万能型のフォーマルウェアです。
ですから略礼服は、ここ日本においては誰しもが必要不可欠なフォーマルウェアなのです。
現在、麻布テーラーでは、Formal Wear Collectionを開催中です。
是非この機会に、サイズの合うフォーマルウェア、略礼服をオーダーされてみてはいかがでしょうか。
シングルスーツ
¥37,000+税~、オプション別
尚、麻布テーラー日本橋店には、日本フォーマル協会認定のフォーマルスペシャリスト、
マスターテーラーの井上と店長の重久
が在籍いたしております。
種々のご相談を承っておりますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
魚住
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