スーツのメンテナンスマニュアル(ハンガー編)
表参道店のブログをご覧の皆様こんにちは。
このブログではスーツのメンテナンスについてご紹介しております。
全5編に分けており、今回は➀ハンガー編です。
➀ 自宅で脱いだら即ハンガーにかける
その理由は主に2つ「型崩れの防止」「軽い皺をスーツそのものの重量で伸ばす」効果があるためです。
ハンガーは専門店で販売されているようなスーツ用の太いハンガーをご利用下さい。(ワイヤーハンガー等はNG)
注意としてポケットに中身は必ず出してください。
そこでジャケット用のハンガーは、肩幅がきちんと合っていることがポイントになります。
ジャケットは肩の丸みに沿って仕立てられています。
ハンガーの肩先は4cm以上厚みがあるものがおすすめ。
しかし、いくらジャケットに合ったハンガーを選んでいても多少の誤差は生じるので、ジャケットのフロントボタンは開けて保管するようにしましょう。
スラックスを単独で挟んで吊すのがオススメです。その際は裾口をつまみ、ウエストを下にして重心を下にします。
重心が下のため重さで皺が伸びます。
上級編として湿度の高い日を除いて、軽く霧吹きでミスティングしてください。スーツの主素材のウールは弾力があり自然由来の復元力があります、その効果を引き出すためミスティングを行いましょう。
それでは今回は以上です。
次回をお楽しみに。
&C表参道店 塩川