生地以外にもこだわりたい~裏地編~
麻布テーラー千里店のブログをご覧いただき有難うございます。
本日のブログ担当の鈴木です。
「前回は①生地②寸法(サイズ感)以外のものにもこだわると、
よりオーダーらしさが出てオリジナルの1着に仕上がります。」
ということで、釦についてお伝えしました。
本日は、「裏地」についてお伝えします。
裏地は、ジャケットの内側や、袖裏。ベストの背中。パンツの内側に付く(貼る)ものですが、
今回はジャケットとベストの裏地について。
スーツ生地に対して、同系色にしたり全く違う色にしたり。
悩まれる方も多いのではないでしょうか。
同系色にされる方が多いですが、
ジャケットの裏地については、着ている時は外には見えない場所の為、
スーツ生地と違う色にしてみるのもおすすめです。
それは、既製品は同系色になっているものが多い為、
違う色にした方がカスタマイズ感があって、
オーダーらしさが出ると思います。
※ベストの裏地については、ジャケットを脱いだ時に背中一面(の裏地)が見える為、
目立ちすぎることが嫌な方は同系色にするのをおすすめします。
次に素材について。
A.ポリエステル(無料)とB.キュプラ(有料)に分かれます。
既製服や他社オーダーも含め、この2種類の素材に分かれることが多いです。
※それ以外の素材を使用しているところも有り。
そもそも、ポリエステルとキュプラでは何が違うのかということですが。
見た目より、着心地(機能面)が違います。
ポリエステルは、
①静電気が起こる可能性がある。
②通気性が鈍い為、内部の熱をこもらせてしまう。
というデメリットがあります。
※着用状況や着用時期にもよる為、この状況になる訳ではありません。
一方キュプラは。
①静電気が起きにくい。
②内部の熱を外に放出する(涼しい訳ではなく、不快感を与えない)。
裏地は外に見えることは少ない為、着用回数や体質(暑がり)等を考慮してお選びください。
着心地アップにはキュプラをおすすめします。
因みに私は、夏場は表地は夏用の薄いものにして、裏地は総裏でキュプラにして着用しています。
次にそれぞれの種類をご紹介します。
A.ポリエステル(無料)

この中からお好きなものをお選びいただけます。
勿論、無料です。
シンプルがお好きな方におすすめです。
B.キュプラ(有料:¥2,750~)


動きやすくなります。

夏向け。

上記のものよりも滑らかで、着用時により動きやすい。

少し変化を求める方向け。
ペイズリー柄、ドット柄、花柄が有ります。



いかがだったでしょうか。
裏地はジャケットを羽織っている際は見えません。
着心地をより良くするかというものです。
せっかくオーダーでサイズ感を合わせていただいたのであれば、
裏地もキュプラ素材にして、より着心地を良くしてみてはいかがでしょうか。
それではまた次回。
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