日本のものづくりで完成させた、カシミヤ100%の冬小物
冬の装いに欠かせないマフラー。
毎日使うものだからこそ、暖かさや肌触りはもちろん、コートやジャケットに自然となじむ上品さも大切です。
今回は、カシミヤの名門・深喜毛織とともにつくり上げた、麻布テーラーオリジナルのカシミヤマフラーをご紹介します。
深喜毛織は、1887年に大阪・泉大津で創業した老舗毛織物メーカーです。

カシミヤを扱い始めて90年以上。
原料の選定から紡績、染色、製織、仕上げまでを国内で一貫して行える、非常に希少な存在です。
カシミヤは、同じ「カシミヤ100%」でも原料の品質や糸のつくり方、仕上げの技術によって、手触りや暖かさ、光沢に大きな差が生まれます。
深喜毛織では、原料を購入する前から入荷まで、規格外の繊維や不純物、繊維の傷みを繰り返し確認。
繊細な素材を扱う染色や紡績にも、長年蓄積してきた技術が生かされています。
さらに、カシミヤおよびキャメル製造業者の国際団体「CCMI」に加盟する、国内唯一の毛織物メーカーです。
今回のマフラーには、産地や調達経路を追跡できる内モンゴル産のトレーサブルカシミヤを使用しています。
トレーサビリティが確保されていることで、原料がどこから来たのかを確認しやすくなり、環境や動物福祉に配慮した調達を考えるうえでも、透明性と安心感につながります。
今回の主役は、カシミヤ100%のリバーシブルマフラーです。
価格は税込20,900円。
カラーは、ネイビー×グレー

キャメル×ベージュ

ワインレッド×グレー

の3種類。
表と裏で色が異なるため、実質的には6色の表情を楽しめます。
落ち着いた面を多く見せればビジネス向きに。

反対側の色を少しのぞかせれば、冬の装いにさりげないアクセントが加わります。

単色のマフラーとは異なり、巻き方によって色の出方が毎回変わるのもリバーシブルならではの魅力です。
本体サイズは幅35cm×長さ186cm。両端に約7cmずつのフリンジが付き、全長は約200cm。

また、リバーシブルの配色を見せたいときは、きれいに整えすぎず、少しずらして巻くのがおすすめです。二つの色が自然に現れ、シンプルなコートスタイルにも奥行きが生まれます。
織り上がったばかりの生地は、まだ平面的で、カシミヤ本来の膨らみも十分には表れていません。
そこで行われるのが「縮絨加工」です。
水分や熱、適度な力を加えながら生地をゆっくり揉み込み、繊維同士をなじませていく工程です。
時間をかけて縮絨することで、生地の密度が高まりながら、表面にはふっくらとした膨らみが生まれます。
この膨らみの中に空気を抱え込むことで、カシミヤらしい軽さと保温性が引き出されます。
厚く重いから暖かいのではなく、軽いまま空気の層をつくって体温を逃がしにくくする。それが、カシミヤの大きな魅力です。
縮絨後には、天然の植物「チーゼル」を使った起毛加工を施しています。

チーゼルには細く複雑な角度を持つ棘があり、そのしなやかな棘で生地の表面を丁寧に起毛します。
カシミヤの繊細な毛を引き出すことで、触れた瞬間に分かる柔らかさと膨らみが生まれます。
光を強く反射する人工的な艶ではなく、毛並みに沿って静かに浮かぶ自然な光沢も魅力です。
原料が上質であるだけでは、この表情にはなりません。
素材を見極め、時間をかけて縮絨し、天然チーゼルで丁寧に仕上げる。
深喜毛織が積み重ねてきた技術によって、包み込まれるような軽さと暖かさが完成します。
併せてご紹介したいのが、カシミヤ100%のフィンガーレスグローブです。

価格は税込9,900円。
編み目の大きなローゲージは糸の間に空気を含みやすく、ふっくらほっこりとした優しい見た目と高い保温性につながります。
手を入れたときに締め付けすぎず、柔らかく包み込まれるような着用感も魅力です。
指先を出せるフィンガーレスタイプのため、手袋を外さずにスマートフォンを操作できます。
交通系ICカードや鍵を扱うときにも便利で、通勤から休日まで無理なく日常使いできます。
デザインは極めてシンプル。スーツやジャケット、チェスターコートにはもちろん、ブルゾンやダウンジャケットにも自然になじみます。
実用的でありながら、カシミヤ100%ならではの上質な存在感があるため、ご自身用だけでなく冬のギフトにもおすすめです。

「カシミヤ100%」という表示だけでは伝えきれない価値があります。
毎日使うものにこそ、触れるたびに心地よさを感じられる上質な素材を。
写真だけでは伝えきれない軽さ、膨らみ、そして柔らかな光沢を、ぜひ店頭でお確かめください。
azabu tailor / 麻布テーラー 新宿South店
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル2F 03-3373-3230







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