ブラウンスーツ作りました。軽い!

こんにちは。梅田店 粂です。 前回ドーメルのブラウンスーツをご紹介しましたが、私もブラウン系スーツを作ったとのことでご紹介します。
モデルはコンチネンタルモデルの3釦一つ掛けタイプでシャツ袖(マニカカミーチャ)仕様にしています。
生地はイタリアのANGELICO(アンジェリコ)で平織のさらっとした春夏用の生地です。
前回も言いましたが、ストライプスーツ10年ぶりぐらいでしょうか。
最近はチェック系の柄が多く、私もチェック系か無地ばかり作っていましたが逆に今ストライプが新鮮に感じ今回はストライプにしました。
また、仕立ても今回Light Comfort(ライトコンフォート)にし、より軽く着用できる仕立てにしたんですが、私 この軽いのが大好きで今までは芯無しタイプでよく作っていました。
芯無しとは・・・? ジャケットは以前もジャージージャケットで説明しましたが胸のボリュームやシルエットをきれいに仕上げる骨格となる毛芯(けじん)といわれるものが内蔵されます。これはハリを出しキレイなラインを出すには欠かせないもので、この毛芯がジャケットの良しあしを決める場合もあります。芯無しとはこれを取り除き毛芯とは違う接着芯といわれるものだけで構成したやや簡素にした仕立てなんですが・・・軽くするには非常にいいんですよね。
上の紺ブレは芯無しで作ったものですが、軽くて良いのですが・・・わかりますか? 肩のところにたすき皺(しわ)といわれる皺が入ってしまうのが、私自身はあまりに気にしない方ですが、 パットも入れていないのでなおさらなのですが・・・・やはり少し気になる方もおられるのでは・・・?
しかしながらライトコンフォートでは毛芯は胸元に入り、パット1m/mと極薄で軽くしっかりとしながらも非常に軽いんです。 もしかしたら芯無しよりも軽いのではと思うぐらいです
肩の辺りもきれいにはまって変な皺もなく更に軽く着用できるのでライトコンフォートおすすめです。
また、ブラウン系スーツも多くなってきましたがまだまだ新鮮なイメージですのでぜひチャレンジしてみてください。