素材感のマッチング
ブログをご覧頂きありがとうございます!
長谷川です。
朝昼晩と冬を感じる時が多くなってまいりました。
本日はお選びになるスーツ、シャツの生地の素材感が与える印象について
お送りいたします。
例えばジャケパンスタイルにおいて
異色、異素材のモノを合わせるのがジャケパンスタイルの王道です。
鉄板は紺ジャケットにグレースラックスは皆様一度はご経験がおありではないでしょうか?
冬場ですとスラックスに起毛感のあるフランネル素材を用いたり、
ジャケットにツィード系の季節感溢れる素材同士の競演がこの時期、
非常にオススメの素材感のマッチングです。
表紙の写真ではフランネルのジャケットにシャンブレーのシャツ、
ウール混紡のタイを合わせております(全体的にざっくりした風合いの生地でまとめております)
ココで表題における”マッチング”とは何か?ご説明します。
洋服に使われる毛、綿等の素材は織り方によってその表情や風合いが多様に変化します。
素材の雰囲気を合わせることは着こなしの基本の一つです。
シーンで言えば華やかな席においてはスーツは光沢感の強いイタリア製に代表される
ウールの生地で仕立てられたモノが映え
シャツは生地感が薄く透け感のあるブロード生地をお召し頂くのが一般的です。
___________________________________________________________________________________
スーツの着用シーンにおいて素材感の織り成す雰囲気というのは非常に目立つものです。
例えば結婚式など一般的にフォーマルという認識がされている場所において
艶のあるイタリアの生地で誂えたスーツや光沢のあるシャドーストライプのシャツ生地等は
高級感もあり非常に映える一方
生地に起毛感のあるフランネルの生地のスーツや生地に凹凸のあるオックスフォードの
シャツ等は生地の性質上カジュアルな雰囲気が丸わかりになることもあり、
厳粛な式の場においては避けた方が無難です。
季節感もあり、カジュアルに落とし込みやすくもあるため、
秋冬は非常におすすめです。
ドレッシーな印象が薄れるので普段使いやツィードジャケットなどカジュアルな装いに活躍します。
________________________________________________________________________
しかしながら昨今ではガーデンウエディング等のカジュアルな式の形も増えてきております。
他の列席者の方や場合によっては主賓の方に伺ってみるのもいいかもしれません。
祝意を感じさせる装いであれば堅苦しい装いが全てではないと個人的には思いますが
要は他の列席者の方々との調和が非常に重要であります。
シーンごとにこうした素材感のマッチングを意識するだけで
格段に着こなしの幅が広がると思います。
結婚式出席用やフォーマルイベントにふさわしい一着、
ジャケパンスタイルにおいても素材感含めた素敵な一着をご提案させて頂きます。
是非とも一度ご来店頂けましたら幸いでございます。
長谷川
尚、2015年12月28日~2016年1月2日迄冬季休業とさせて頂きます。
□フェアやセール(1月3日よりシャツフェア開催!)など、お得な情報をメールマガジンにて配信しております□■
ぜひご登録くださいませ!