今年らしい一着

今年らしい一着

端倪すべからず事態も続き、非効率な在宅ワークを余儀無くされ「辛いなぁ!」とやる瀬の無い嘆きもちらほら耳に致します。

こういう状況下に加えてエコやサステナブルがより一層叫ばれる昨今に於いては、それらを象徴するかのようなカラーがここ銀座の街並みにも増えてますね。

ピースフル(平和)なイエローやチアフル(元気)なピンク、そして今回取り上げるのがエコロジカルなグリーン

 

DORMEUIL  NATURALS  #881014  Jacket Price ¥106,700(税込)

ドーメルならではのハイセンスなグリーンですよね。

※ちょっとお写真だとグレーっぽく見えてしまったので対比の為にライトグレーのチーフを胸に差しました。ジャケットカラーはグリーンです。

まぁ、ただそのグレーっぽく掠れさせることでベタベタな「うわっ、緑!…」感が一切無いのが肝かなと。

 

コーポレートカラーもグリーンです。

ちなみに昨今のトレンドキーワード「サステナブル」…、も最早ヨーロッパなどファッション先進各国ではそのワードもトレンドでもなんでもなく当たり前で、さも当たり前かのようにその類のポリシーや活動、行動内容を自社HPや店頭POPに掲載してないと「は?なんで!?じゃあ買わない!」ってなってしまうくらいの人もちらほら…というお話も耳に致しました。

二次情報ですけど。

よってファッション大国フランスブランドの同社も当然そういった活動には熱心で、更には震災被害がとりわけ著しい宮城県の南三陸町に桜の木を植樹したりと、「時代の流れに則ってやむなく…」的な感じではなく元々地球規模での環境活動や動物愛護、人道支援に熱心な組織なのです。

 

Tie ¥8,250- Pocket Chief ¥3,850(税込)

これは私個人の所感ですが、今シーズンの店頭サンプルでこの服が一番袖を通してみて「おぉ!」と感じられた一着ですね。

シルク混(45%)特有のフワッとした軽さが感動なんですよね。

ですがメインのウール素材がしっかりしていることからパリッとしたハリも十分で(下手なウール100%よりもしっかりしてるんじゃないですかね、この感じ)安心感もあるんですよ。

これは驚きました。

麻布テーラーの中では比較的高価格帯ですが決してexpensive!(高いな!)ではなくvaluable(高価値)かなと。

是非店頭でお袖を通してみて欲しい逸品です。

 

前述の生地の軽さや独特の掠れ感のある生地デザインに加えて、袖付けもシャツ袖にしてブラックやグレーのジーンズなんかと合わせれば…

 

余裕でラグジュアリーな大人カジュアルコーデにもなるので、ON/OFF活用できて現代のジャケット着用シーンにも非常にマッチしてますよ。

ちょっとイカした飲食店とかでこんなカッコいいジャケット着てたらサービスも違ってくる…かも?

 

袖口も貝ボタン(¥3,850-)の本切羽(¥3,300-)を重ね式にして軽快さやコーディネートの多様性を表現したいところです。

 

Vest Base Price ¥55,000(税込)

光沢もお家芸と申し上げて良いでしょう、ドーメルならではの華やかさも流石、といったところなのでベストも誂えて気張っていきたい時には持って来いです。

非日常的な格上げスーツにドーメルはオススメですよ。

 

Slacks Base Price ¥58,300(税込)

グレイッシュなグリーンにより単品使いとしての汎用性も抜群なんですよね、この手のカラーは。

独特でありながら色馴染みも柔軟なんです。

スリーピースで周囲との歴然たる差別化も演出できる高等な一着ともなり、着心地も上々なデイリーウェアとしても期待できます。

 

色展開や素材も豊富で見てるだけでも楽しいです、このブック。

仕上がりサンプルは生憎ございませんがブック冒頭のバンブー(竹)混生地の豊かな素材感は必見でございます!

是非店頭にて!

 

 

合わせて読みたい記事

真冬の即戦力アウター

  • #&B
  • #barbatti
  • #barbour
  • #アウター
  • #コート

&B GINZA6 Diary by mashiko Vol. 10

あるのと無いのとでは…

  • #&B
  • #オシャレ
  • #スカーフ
  • #トレンド
  • #ネッカチーフ