パターンオーダーシャツフェアの秘密を教えます!

久しぶりに3連休をしてリフレッシュをすることが出来ました。溜まっている宿題を家でしながらの休みとはいえ、約1ヵ月ぶりの家族と過ごす休日です。家族サービスで、子供達をプールや外食に連れて行きました。でも、ラグジュアリーなホテルのプールではなく市民プール、お洒落なイタリアンレストランではなくファミリーレストランです(笑)。つい最近の地中海でのクルージングやイタリアのコモ湖畔でのレストランとは凄いギャップはありますが、私にとってはとてもリラックスできたひと時でした。

さて、この3連休も沢山のお客様にご来店いただき、好評開催中のパターンオーダーシャツフェアで沢山のシャツをご注文いただき有難うございます。実はこのフェアは、18日間の短い期間で約10,000枚強のパターンオーダーシャツのご注文をいただくのです!!これは、我々の業界内でも驚きの量で、私も毎回の生地手配だけでも大変な仕事です。2枚で¥15,750という決して安い価格ではなく、出来上がりまで約60日間もいただくのに、なぜこのように沢山のご注文をいただくのか??実はモノすごい秘密があるのです。初めてのお客様のためにお教えしちゃいます!

秘密1 【シャツ生地のクオリティが高い】

このフェアの生地は、国産の綿100%であることはもちろんのこと、細番手の糸を2本で織り上げた双糸使いをメインにしております。

専門用語は出来る限り使用しないようにしている私のブログですが、ここだけはお許しください。簡単な解説を入れます(笑)。

※番手とは?・・・生地のもととなる「糸」の太さをあらわす数字(単位)のことです。番手が大きくなるほど糸は細くなり、生地がやわらかく薄くなるため、風合いや肌ざわりの良い生地ができます。一方、番手が小さい糸で織りあげた生地には、透けにくく、丈夫といった魅力があります。ドレスシャツは50~120番手、カジュアルシャツは40~80番手が主流です。

※単糸(たんし)と双糸(そうし)とは?・・・シャツ生地に使用する糸には、1本の糸を使った「単糸」と、2本の糸をより合わせて1本の糸にした「双糸」があります。より合わせることで丈夫になるため、番手の大きい細い糸(80番手以上)は双糸にすることが多いです。 また、双糸使いの生地は、同じ番手の単糸使いの生地よりも肌ざわりがよくなります。

秘密2 【トレンドを抑えた生地が多い】

私と中野くんが国内のドレスシャツ生地産地に直接出向き、反物が保管されている倉庫で、汗と埃まみれになってお宝を探すのです(笑)。妥協はせず、自分の気に入った生地しか買いません(笑)。ちなみに、このフェアでお作りいただくと、ちょうど秋頃のお渡しになりますので2012-2013秋冬シャツトレンドをそっと??教えます。

<日本でも大人気のシャツブランドのピッティでの写真>シャンブレー、プリント柄、そして少し大きめのギンガムチェック柄がおすすめですよ!

秘密3 【全て1着分でカットしている】

麻布テーラーでは、通常はバンチブック(少し小さめの生地を本のように綴じている台帳のようなもの)で生地をお選びいただいています。座っていながら、沢山の種類の生地を短時間で選べるという利点があります、しかし、慣れていないと生地が小さいので、出来上がりのイメージが解りづらいこともあります。その点、このフェアでは1着分の生地を見て選ぶことができるので、初めてのお作りいただくお客様にも安心できるのではないでしょうか。バンチブックと違って選ぶのも時間がかかりますが、そこが宝探しのようで楽しいのです。

秘密4 【仕立てやデザイン選択も通常のオーダーシャツと同じ】

お買い得なプライスですが、セール用の仕立てやデザインではありません。生地も仕立ても妥協無く、デザインもサイズも自分仕様、しかもお買い得プライスといった点が人気の秘密です。

という4つの秘密があるフェアなのです。さらに、我々スタッフ購入率が高いのも売れている理由のひとつです(笑)。

フェアは7/23(月)で終了してしまいます!まだご注文していないお客様は、是非急いで下さいね!!

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