海外出張英国編

ミラノ素材展示会を終えロンドンへ移動。

先ずはビスポーク・テーラーの聖地サビル・ロウのテーラーを訪問。なかなか見せてもらえない工房も拝見。ハリソンズ・オブ・エジンバラのジェームズ社長とマルキシの岸社長の計らいで実現しました。

先ずはサビル・ロウ一番地に所在する余りにも有名なギーブス&ホークスです。

ここには、英国王室を初め、英国海軍や歴史的に著名な有名人の情報がたくさん保管されています。例えば、1700年代後半から1800年代初期に、スペイン・フランス連合軍と戦ったトラファルガー海戦やナポレオン戦争などで活躍したネルソン海軍帝国の直筆の手紙や、

現代ではマイケル・ジャクソンのステージ衣装、3着作ったうちのプロトタイプを保管されているそうです。

この様に、英国王室は勿論の事、大英帝国の歴史に大きく関わり現代でも世界中の有名人を顧客に持つギーブス&ホークスの工房へのご案内は川崎後輩から詳しく報告があると思います・・・

次はサビル・ロウでも超一流でビスポーク・オーダーのスタートプライスが約5000ポンド、日本円で約¥700,000とういハンツマン。左の人がハリソンズの社長、ジェームズ氏、右がハンツマンのセールス・マネージャーのジョニー・アレン氏。二人とも抜群にフィットしたスーツを着用、英国紳士のお手本みたいな方々です。

ハリソンズの取引も多いそうでご覧のとおり一番使いやすい位置にハリソンズのバンチブックがズラリ、岸社長もご満悦です。

工房ではベテランの職人さんが集中して仕事をしていました。この方も名立たる著名人にスーツを手がけたそうです。

1泊だけの短期間の滞在でこれから列車でヨークシャー州のリーズへ移動です。次のレポートはオリジナル・ファブリック、GRAND MARQUISを生産してもらってる、ミノバ社にて。

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