2015 Spring & Summer Fabric Collection その3 HARRISONS of EDINBURGH

今回は赤いバンチブックが英国的なムードを醸し出す、ハリソンズ・オブ・エジンバラのご紹介です。ハリソンズは、最近ではロンドンのウエスト・エンドで商売を営んでいました、老舗マーチャント(服地卸商)スミス&ウーレンズを傘下に収め、ますます躍進を続ける英国最大のマーチャントグループ、LBD, HARRISONS(リア・ブラウン&ダンスフォード・ハリソンズ・グループ)の中核となるブランドです。

ハリソンズ・オブ・エジンバラは863年、後のエジンバラ市長 サー・ジョージ・ハリソンによって創設された名門マーチャント(服地卸商)で、トレードマークの赤いバンチで展開されるその高品質かつ豊富な服地コレクションは、多くの名門テーラー、オーダーサロンで取り扱われ、欧州の王侯貴族をはじめとした世界中のVIPから愛されてきました。

「最上級の原毛のみが、最高級の服地を作り上げる」という哲学のもと、最上の原毛のみを使用し、仕上げに至るまで全ての工程に於いて妥協を排して生み出される服地の数々は、実際に縫製に携わるプロフェッショナル達から絶対的な信頼を寄せられています。これは、最上の原毛を用いてしっかりとした打ち込みで織り上げられているハリソンズ服地が、しなやかなでエレガントな風合いを持ちながら、アイロンでクセをつけやすく仕立て映えする特徴を持つ事が高く評価されているからに他なりません。

プロも絶賛する高いクォリティは、ハリソンズ オブ エジンバラの誇りなのです。

このハリソンズの春夏を代表するクォリティがMYSTIQUE(ミスティーク)です。

最上級メリノウールの2PLYヤーン(糸)は、1メーターにつき約700回転のツイストが加えられ、春夏シーズンに最適なドライな肌触り、そしてライトウェイトながらも耐久性が備えられます。”ミスティーク”のパフォーマンスの高さは裁断の段階でゆがみ、ねじれを起こさないことからも窺い知る事ができ、ハリソンズ服地の特徴である仕立て上りの良さは勿論、この服地でも実現されています。その軽く快適な着心地と、TPOを選ばない汎用性の高さに、アクティブな若いビジネスマンの方々から最も英国的な春夏のスーツ地と評されています。

これが、男前のジェームス・ダンスフォード社長です。

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