お客様視点の発想。「オーダー感覚で選べるヤコブ コーエン」

先日、書店を覗いていて、表紙のタイトルだけで思わず手に取り、直ぐにレジに並んでいたという魅力満載のカタログ誌がありました(笑)。日本の「Whole Earth Catalog」ともいわれた「Made in USA catalog」が生まれて今年が40周年らしいです。

青春をアメカジで育った私にとって、「Made in USA」という言葉だけで心に響いてしまいます。そして、「Made in USA」といえばリーバイス。タンスに眠っていたビンテージリーバイスの66モデルのBig-Eを出して見ました。20年前は、これにレッドウィングのエンジニアブーツ、10年前はオールデンを合わせて履いていましたが、もうボロボロでさすがに履けません(苦笑)。

そして、大人になった現在は、プレミアムテーラードジーンズの「JACOB COHËN(ヤコブ コーエン) 」をメインに履いています。リーバイス社の特許にもなっているリベットを開発したヤコブ デイビス氏がブランドの由来にもなっていると聞いたことがあるので、やはり創始者も私と同じリーバイスマニアだったのでしょうか??

そんな私が、今シーズンヤコブ コーエンに別注した企画があります。別注テーマは、「オーダー感覚で選べるヤコブ」です。

我々は、このような展示会でオーダーをします。しかし、ヤコブは基本的にはモデルごとに様々な素材を載せる事ができるので、私でも選ぶのに困ります。もちろん、展示会でのこのバリエーションの多さは人気があるから出来ることなのですが。。。

プロの私でも迷うのに、お客様はヤコブに興味をもたれても、数ある中からどれが一番体型に合うのか分からないのでないかと思いました。

実はモデルが多いようですが、現存するジーンズのモデルは688・606・622・613の4モデルしかありません。しかし、一般的にはバイヤーさんは1モデル、多くても2モデルしか展開しません。理由は在庫リスク、販売リスクがあるからです。よって、全てのモデルを試着しようと思っても、取り扱っているモデルとサイズを確認してから、様々な店舗を渡り歩かなくてはなりません。

そこで、オーダー屋的発想でリスクを恐れない企画ばかりで、経営者を悩ませる私がまたやってしまったのです(笑)。

現存するジーンズの4モデル688・606・622・613をすべてオーダー。そして、各モデルを28インチから38インチまでフルサイズをオーダー。しかも、現行では展開していないファーストコレクションで展開していた幻のワンウォシュデニム地を復活かせました。

もちろん、別注なのでリスク大企画です(汗)。麻布テーラーのお客様視点の発想「オーダー感覚で選べるヤコブ」が完成しました!!!

左から

688(ベストセラーモデル)股上26cm 裾幅19cm

606(688をスラントポケット化)股上26cm 裾幅19cm

622(688の股浅版)股上24.5㎝ 裾幅19cm

613(622をスラントポケット化)股上24.5㎝ 裾幅19cm

価格もプレミアムなのが難点のヤコブですが、付属品を少なくすることで価格を抑えて提案しているPreview Editionにしたので、¥38,000+税と価値あるプライス設定。生地や縫製は他のシリーズと全く同じ工程を踏んでいるため、その品質は他のシリーズと変わらず確かなものです。

貴方にあったヤコブコーエンが必ず見つかるはずです。なんと、今なら「R&BLUESパンツフェア」と題して、5月6日(水)までフェア展開店舗にて、通常有料のチェーンステッチの裾修理などのサービス、さらにヤコブ コーエンのパンツをお買い上げのお客様には、ヤコブ コーエンオリジナルノベルティをプレゼント(内容は店舗によって違います)しちゃいます!

【開催店舗】SQUARE二子玉川店、SQUARE梅田店、SQUARE福岡店、&B札幌店、&B銀座six店、&B新宿South店、&B名古屋店、R&BLUESブリーゼブリーゼ店、R&BLUESオンラインストア

上記店舗で試着でだけして、R&BLUESオンラインストアで購入しても同様なサービスをします。まずは、店頭にて履き比べてみてください。スーツのオーダー採寸が出来る専門フィッターが採寸をして、貴方にあった最適なモデルとサイズをご提案します。これぞ、麻布テーラーのお客様視点の発想「オーダー感覚で選べるヤコブ」です(笑)。

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