完売伝説ふたたび！？

先日、私のブログを見た母親から「新潟に来ているなら連絡ぐらいしなさいよ！」とメールが来ました。忙しいという理由もありましたが、せっかくなので温泉旅館に泊まりたいのが本音でした。出張宿泊規定では泊まれない料金で自腹アップグレードまでしていたので、そうそうキャンセルできなかったのも本音です(笑)。

さて、本音といえば、大人になれば本音と建前で生きていかなければならない事も多いものです。しかし、このブログは本音で書いています。私は直接、店頭でお客様と接する機会も少ないので、正直に商品企画をした経緯まで書きます。本日、ご紹介するアウトドアプロダクツも本音で書いちゃいます！

OUTDOOR PRODUCTS×azabu tailor

アウトドアプロダクツの名品ダッフルバッグ「♯232」。そのダッフルバッグをデザインソースに麻布テーラー別注として完成したガーメントケースは、発売まもなく完売になった伝説のコラボバッグとなりました。再リリース希望の多くの声に答えて、再発売になりました。内部にはシャツやシューズなどを収納できるポケットが装備される機能はそのままに、スーツのしわを極力防ぎながら綺麗なロール状に固定して持ち運べるように低反発素材を中に搭載してのバージョンアップモデルです。さらに、ガーメントケースとセットでお持ちいただきたいブリーフバッグも発売。ブリーフケースとして、時にはクラッチバッグとして、またはバックパックとしても持ち方を変えられる３Way仕様。PC収納を前提にショック吸収素材もプラス。名品リュック「452U」のアウトポケットをアクセントとしたスマートかつ機能的なブリーフバッグです。ナイロンの7倍の強度を誇るコーデュラナイロンを使ったビジネスシーンに馴染むネイビーとブラック、各色限定200個の発売です。

本音をいうと、過去に完売した商品でも、再発売したらまた完売するか分かりません。我々が扱うメンズのクロージングウェアは普遍的なものが多いとはいえ、ファッションなので移り変わりが早いのも事実です。本音をいうと、複数回の同じ監修は、私自身のテンションも落ち着いているのも事実です。

では何故？アウトドアプロダクツさんに完売してから２年が経過した現在まで、問い合わせが絶えていないと話しをいただき、再発売を強く希望されたからです。もっと本音をいうと、担当者の方がとても美人だったので断れなかった(笑)。あと、Beginの人気名物頁「ブツ談ふたり」でアウトドアプロダクツを語りながら、学生の頃の熱い想いを思い出した事も後押ししました。実は、その時の対談でエルベシャプリエの名品ブリーフバッグのアウトドアプロダクツ製の話しをしている時に、ブリーフバッグの別注を思い付きました。おかげさまで、今回も様々なメディアに取り上げていただいき、大反響のようです。しかし、本音をいえばもう少し販売価格を上げたかった。改善しすぎて、かなり、コストがかかってしまいました(汗)。

私に限っては、良い商品開発には「美人」と「ファッションの熱い想い」、この2つが原動力です。これこそ本音です(笑)。