インポートバンチのご紹介【LORO PIANA】
先日、22年春夏のLORO PIANAのコレクションを拝見しにLORO PIANA JAPAN社様にお伺いしてきました。
まだ一年先のことですので内容はまだ明かせませんが、ドレスウェアの着用が減少していく昨今だからこそ、麻布テーラーとしてより良いものを必要なお客様にお届けするために果敢にチャレンジしていきたいと思っております。
さて、LORO PIANAから2021年春夏の新しいバンチが届いておりますので、ロロ・ピアーナを代表するクオリティである「TASMANIAN」をご紹介させて頂きます。
「No.713」TASMANIAN S170’S
【由来】
TASMANIANの名は、オーストラリアの南東に位置するタスマニア島に由来。
この島の気候は非常に良質なウールが採れるサクソン系メリノ種の羊の飼育に大変適して、ロロ・ピアーナはこの羊毛を「TASMANIAN」の素材として選びました。
「TASMANIAN」はロロ・ピアーナのファブリックを語るうえで欠かせない代名詞的な素材であり常に最高のクオリティを求めるお客様に長く愛されてきました。
【刷新】
今までも「スーパー150’s」の繊維を使用していたものが、今期から「スーパー170’s」と呼ばれる平均直径15.0ミクロンの極めて上質の羊毛繊維を買付け、ロロ・ピアーナの最新テクノロジーをもって104番手の極細の糸にして経糸、緯糸ともに双糸使いで織り上げたものが新しい「TASMANIAN」です。
【特徴】
高級な質感=持続的な水分発散作用がある為、高級な質感が損なわれない。
断熱効果=緻密に交差した繊維の中には空気が閉じ込められて、程よい断熱効果があります。
耐久性=極細の羊毛繊維の使用により、太い繊維の糸で作られた普通の重い服地の場合よりも繊維量を多く用いることになり、耐久性と‘しわ’になりにくい。
ファッション性の高さ=ロロ・ピアーナならではの織りと色は、ファッション性の高い仕立てに見合うスタイルまでも兼ね備えています。
こちらはLORO PIANAの正規取扱店にのみいただける証です。
最高級の服地しか扱わないLORO PIANAの名に恥じないように、麻布テーラー一丸で、お客様により良い1着をご提案させて頂きたいと思います。
是非、店頭にご来店で実際に生地を触れてみて頂ければと思います。