大人に着てほしい、仕立て映えオーダースーツ
皆様こんにちは、池袋店の脇山です。
桜が開花のする時季になり、オーダースーツの出来上がりも5月中旬になることから、夏を意識したスーツのご注文も増えつつあります。
特に、年々と周知されつつある印象を受けるのはモヘアブレンドスーツ。
今回はモヘアスーツのなかでも不朽の名作と呼べる英国生地のご紹介です。
LASSIERE MILLS
SINGLE SUITS
¥110,000(tax included)〜
270g
生地品番 63733
LASSIERE MILLS
1949年にイギリス北部にある服地の聖地であるハダースフィールドに創業。
老舗メーカーの多い英国において、比較的リアルクローズで着回しの利く質感の生地が多く、イギリスのスーツに憧れるけどガチガチな生地には抵抗がある…という方にお勧めです。
CLASSIC MOHAIR
今回ご紹介するのは、麻布テーラーでも不朽の名作といって過言ではないクラシック モヘア。
モヘアとはアンゴラ山羊の毛から精製される素材で、高級感や艶が乏しくなる春夏の平織り生地に用いられることでお馴染みです。
モヘアがブレンドされた服地には独特で程良い艶感ができ、肌離れの良いシャリ感や清涼感も兼ねるので春夏においては最適です。
また、軽量になる春夏の服地にハリ感を与えるので、スーツ全体の印象として立体感や仕立て映えがしやすくなります。
注意点は、モヘア混紡率が大きくなり過ぎると生地感が固くなるので、着用したネクタイが擦り切れたり、重たくなり過ぎて扱いづらく夏に不向きになります。
LASSIERE MILLSのCLASSIC MOHAIRにおける良さは、モヘア混紡率がたった5%のはずなのに、しっかりとモヘアらしさが服地に現れる点です。
春夏の織物と比較しても重たすぎず軽すぎず、3シーズンにおよび着回しが利きます。
前述した注意点にも考慮されており、通気性のある万能な風合いに仕上がっております。
今年もモヘアに関しては多くのオーダーとお問い合わせをいただいているので、少しでも参考にしていただければ幸いです。
皆様のオーダーのご予約をお待ちいたしております。
脇山
azabu tailor / 麻布テーラー
池袋店
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-25-6 南日本ビル 3F
03-3981-1566
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