土曜の丑の日とフランネルベステッドスーツ?

8月3日は、土曜の丑の日。土曜の丑の日と言えば夏バテ解消にうなぎ!でも、7月にもあったような記憶があり、調べてみると丑の日は年間を通してあるようようです。その丑の日前日に、東京神田の老舗付属商社さんのイケメン若社長(右)と若専務さん(左)の計らいで、神田の老舗うなぎ屋さんへ。

私のボスである副社長と一緒に商談同行していると、私では到底めぐり合わない、こんなオイシイイ経験をすることが出来ます(笑)。ご馳走様でした!

さて、土用の丑の日は、暦でいえばちょうど節目に当たるので、新しい期間に入る為に体力を付けて乗り切ろうとうなぎを食べる意味合いがあるようですが、我々にとっての新しい期間とは秋冬シーズンの洋服。この暑さで、秋冬シーズンの洋服といってもまだ早すぎる気がするかも知れませんが、オーダースーツに関しては、お仕立てする期間を考慮すると、そろそろご準備いただきたい時期になりました。何せ、最近は縫製工場が常に満員御礼なので、お客様には通常よりも出来上がりのお日にちをいただいている状況です。

そんな中ですが、私が注文した秋冬スーツが早くも出来あってまいりました。うなぎを食べたあとに、某メンズファション誌の9月号の取材を受けるお仕事があったこともあり、仕立て上がったばかりのフランネルのベステッドスーツで決めました。その取材では、さらにコートまで着なければならない撮影もありました。カメラマンさんに、顔は笑ってとか言われても、室内といえフランネルのベステッドスーツにコートでは苦笑いしか出来ませんでした。その苦笑いの写真は、そのファション誌が発売した時に、また報告させていただきます(笑)。

では、私が今シーズン注文した苦笑の新作スーツを少しばかり紹介します。

遠目ではネイビーの無地に見えますが、かなり大きめのモダンなウィンドーぺーンになります。生地は、今回もWORLD TRAVELERで、 Bulmer&Lumb社との共同開発した英国製フランネルとして有名なアーサーハリソンの2080というクォリティのワールドトラベラーバージョンです。シャツとネクタイ、チーフは、azabu tailor by TIE YOUR TIEでまとめました。比較的オーソドックスなブリテッシュスタイルに見えますが、同系色のブルーでまとめたウールプリントのペイズリー柄ネクタイとチーフで、今季的な印象をプラスしました。

ナノ撥水やナチュラルストレッチという素材の機能性、フランネルのウィンドーぺーンという単品ジャケットや単品パンツとしての着回しの機能性という観点から、今回も機能性を重視した費用対効果を一番に考えたセレクトです。

秋が待ち遠しいです。。。麻布テーラーでは国内外より続々新作生地が集結しております。皆さんも早めのご準備をよろしくお願いします!!

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