マニア垂涎「7430」復刻デニム

2015.05.23

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今週は会議週間、社内で数字と格闘していました。私のブログは、分かりやすくファッションの楽しさをお伝えすることを目的にしているので、公私ともに(笑)ことばかりですが、商品部の管理職として部下の管理や数字の管理などの実務もしなければなりません。よって、今週の面白い私事ネタはありません(笑)。

唯一、こんな倉庫へ宝探しに行ったことぐらいでしょうか。。。アンティークの家具などをレンタルしてくれる会社の倉庫です。プレスプレビュー展示会に使用する什器を選びにVMD責任者の古賀センパイと探索です。商品テーマに合わせて、イメージするアンティーク什器も展示したいと思い、自ら選びに行きました。格好よい展示会になりそうです！

さて、宝探しといえば、麻布テーラーにもマニア垂涎の商品があるのはご存知ですか？

「麻布別注！マニア垂涎「7430」復刻デニムを使用したヤコブコーエン」

「7430」はヤコブコーエンを代表する素材である。リーバイスXXに代表される「White Oak」と同等と言えば年代の違いがあり過ぎるかも知れませんが、同じ位大切な意味を持っています。「7430」は現在のヤコブコーエンの見本になる素材で、このリジット素材からウォッシュやダメージがイメージされ現在のコレクションが出来上がっています。ヤコブコーエンの原点であるジャケットに合うデニムの基本であり、日本マーケットでブレークするきっかけになったのもこの素材です。現在はストレッチ素材のデニムが大半ですが、デニムの基本を忠実に守るがゆえコットン100％(ストレッチ無し)を貫いています。元となる素材を永久的に継続する事は不可能であり、惜しまれつつ廃番となりましたが、復活を希望する声は後を絶ちませんでした。この復刻版「7430」の現在の扱い先は、世界でも日本の某セレクトショップB社さんと麻布テーラーの2ブランド限定です。さらに、基本モデルの「688」「606」「622」「613」のすべてを取り扱っているのは麻布テーラーだけ。サイズも28インチから38インチとフルサイズラインナップしているR&BLUESだから出来るオーダー感覚で選べる貴重なヤコブコーエンです。残念な事にこの復刻版「7430」も2015AWを持って廃版となる見込みで、もう購入する事は出来なくなる予定です。