今、絶対推しの生地教えます!♯MEN’S EX編カノニコ。

今、絶対推しの生地教えます!♯MEN’S EX編カノニコ。

先日、全世界で幅広くビジネスを展開している大手総合商社の労働組合の役員の方から、講演の依頼を受けました。お題は、「TPOに合わせたスーツの着こなし方」。講演を依頼されるほどの人間でもないのですが、人事部長からはお受けしなさいとのこと(汗)。最近は、イベントでのトークショーだけではなく、このような企業様からの講演のお話しも度々いただくようになりました。私は単なる洋服屋でサラリーマンなのですが、本当に私で良いのでしょうか(苦笑)。しかし、社外で講演させていただく経験なんて、なかなか出来ることではないので、しっかり勉強して準備をしたいと思います。

 

さて、トークショーといえば、こんな素晴らしいイベントが開催される事になりました。一流の場所で、一流の味を知り、一流の考えに触れる・・・そんな体験は、男としての大きな財産になるはず。楽しくて、ためになる、かつてない特別コラボイベントです。

先日、MEN‘S EXの方からお聞きしたのですが、すでに沢山のご応募をいただいているようです。有難うございます!!!忙しく飛び回っていたせいもあるのですが、ここだけの話し、紙面を見るまで私もトークショーに参加することは知りませんでした。日本マイクロソフト社長の次の第2部、いつものようにアドリブで乗り越えられそうもない一流の皆様とのトークショーです。早く台本ください、姉さん(汗)。

さて、一流ではないのは私だけで、一流のファブリックを使用したこの企画がMEN‘S EXで話題になっています(笑)。麻布テーラーのディレクターとして今シーズンに皆様におすすめしたい生地を数回にわたってご紹介する「今、絶対推しの生地教えます!」、第4回目は「ビィタルバルベリス カノニコ」です!

Vitale Barberis CANONICO×azabu tailor

~パーソナルオーダースーツとネクタイの新セットアップ~

欧州の有名紳士ブランドがこぞって使用する定番クオリティ、ビィタルバルベリス カノニコ「599」。SUPER120原料を使用したセミミルド素材は、ほどよい伸度と微光沢があり、スーツだけではなくブレザーやパンツ等、幅広いアイテムにも適しています。さらに、世界的に有名なネクタイ生地産地であるイタリア北部のコモに工場を構えている老舗ネクタイ生地メーカーT.E.S社に依頼して、ネクタイとしてプリント加工を施しました。一見するとトレンドの英国柄のウールプリントネクタイでありながら、スーツと同素材。ビンテージテイストの柄の隙間から生地が少しみえる、それがスーツと同じという、マッチングの妙を利用した麻布流の新セットアップスタイルになります。

 

昨年の1月にコモのT.E.S社に訪れた時の写真です。このアイディアはここで生まれました。最高に気分の上がっているところ撮られていました。その時の私の頭を整理すると、「ネクタイ→ネクタイ生地=スーツ生地?→スーツに合わせる→ネクタイ単品使い?→ビンテージ柄をプリント→スーツとのコーディネイト最高!」といった図式です(笑)。

私の思い入れがいかに強いか?今シーズンのカタログの「Tsuyoshi’s eye」のスーツは、もちろんこのコンビネーションです。でも、「アートディレクターの斎藤先生、今回の私の写真、お見合い写真みたいじゃありませんか??」。講演やトークショーより恥ずかしいかも知れません(汗)。

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