シャツとコーディネート

銀座3rd店ブログをご覧の皆様、こんにちは。
スーツ、ネクタイときて欠かせないのがシャツ。
今年のカラートレンドはグレーカラーをベースに、相性のいいブラウンカラーがアクセントになってまいります。
スーツだけでなく、シャツも新作生地が続々入荷しているのでご紹介します。
Canclini ¥16,000+税~
イタリアを代表するファブリックメーカーのカンクリー二。
トレンドのアクセントカラーとなるブラウンを中心に、カラフルなストライプ柄が豊富に揃っています。
Import Fabrics ¥14,000+税~
Albini、Montiをはじめとするコストパフォーマンスの高い生地から、D.J.Anderson、ALUMOといったラグジュアリーな最高級クラスの綿糸を使って織り上げた生地まで幅広くそろえたコレクションです。今回はギンガムチェックとデニム風生地をメインに、ややカジュアルな柄が多めに入ってきております。
Thomas Mason ¥16,000+税~
言わずもがな、英国のシャツならトーマスメイソンです。
現在生地の生産そのものはイタリアにて行われていますが
トーマスメイソン特有の特徴的なマルチストライプ、オルタネートストライプはもちろん健在です。
新しい生地は仕上がりをイメージしながら選ぶのもオーダーの楽しみの一つ。
ここでキモとなるのが、コーディネートです。
せっかく仕立てたシャツ、どうせならかっこよく着こなしたいものです。
「ストライプのスーツに、ストライプのシャツを合わせたら変?」
「チェック柄は主張が強いから、使いにくそうだな」
ポイントは柄(Pattern)と無地(Plain)の組み合わせです。
実際に店頭でよくご相談頂くので、参考になればといくつかコーディネートをご紹介します。
・柄なし/無地3つ
コーディネートで最もフォーマルとなる組み合わせ方です。タキシードやブラックスーツなど、礼服は必ずこのパターンです。また、ビジネスにおいてもスーツをダークネイビーやチャコールグレーに変えればスキのないコーディネートになります。
・柄1つ/無地2つ
実際のビジネスシーンで抵抗なく取り入れやすい組み合わせ方ですね。スーツ、シャツ、ネクタイのどれか一つに柄物を1つだけ取り入れる、控えめなコーディネートです。グレーのスーツには相性のいい寒色系のサックスブルーのストライプシャツにネイビータイでカラーを統一することで引き締まった印象に。
一方で、ネイビースーツにはピンク、ブラウンを取り入れることで柔らかい、エレガントな印象を醸し出します。
・柄2つ/無地1つ
ある程度コーディネートの融通がきくお仕事ならば、ぜひチャレンジして頂きたいのがこの組み合わせです。
まさしく今期のトレンドを象徴するようなグレンチェックスーツにブラウンのウールタイ。スーツとネクタイで素材感をマッチさせるとワンランク上のコーディネートに引き上げることが出来ます。
・柄3つ/無地なし
お洒落上級者向け、という感じでしょうか?パーティスタイルやカジュアルスタイルで個性を出せそうです。
場合によってはやりすぎになりかねない組み合わせなので、色数を絞ったり、どこか1つ柄を控えめにするとバランスよくまとまりそうですね。
いかがでしょうか?
オーダーの際は是非、コーディネートも含めたご相談も承っておりますので
気軽にお申し付けください。
宮坂