シャツの襟型 -ボタンダウン-


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銀座3rd店ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

ワイド編クラシック編に引き続いて今回はボタンダウンという襟型についてご紹介します。

 

ボタンダウンシャツは元々アメリカで行われていたポロという馬上スポーツに参加する選手の為に考案された襟型です。激しい動きや強風に煽られた時にはためく襟を見て、ボタンをつけたら邪魔にならず着やすいのではないか?そんな発想から生まれたものです。その由来から、シャツの襟型の中ではカジュアルな位置づけとなっています。

 

日本ではクールビズが浸透しているせいか夏場は特にボタンダウンカラーでのご注文を多く承っております。それ故日本のビジネスシーンでネクタイを締めて着用しても、ノーネクタイで着用しても何ら問題はありません。しかし。冠婚葬祭などフォーマルシーンでの着用にはそぐわない為、そこだけ注意が必要です。

 

では、バリエーションのご紹介です。

-ドレスボタンダウン-

麻布テーラーが展開するボタンダウンカラーの中でももっともベーシックで汎用性の高いデザインです。ネクタイスペースの為に襟腰と台巾を比較的高めにすることで、ネクタイを締めて名前の通りドレスアップして着用することが可能なデザインです。

-ショートボタンダウン-

ドレスとは反対に、襟腰、台巾、衿の長さすべてのバランスを小さめに設計したデザイン。ネクタイを締めるスタイルには向いていませんが、ノーネクタイ時に襟元の開きを抑えコンパクトなVゾーンを生み出します。

-トラディショナルボタンダウン-

ドレスボタンダウンをベースに、やや高めの襟腰に調整されたデザインです。襟の付け根が開いておりますので、ノーネクタイ時により大きく優雅なカーブが生まれてきます。

 

このようにひとくちにボタンダウンといっても、大きめ、小さめ、その中間と様々なテイストのバリエーションがございます。

オーダーの際のご参考になれば幸いです。

是非、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

宮坂


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