ネップが入るジャケット生地。

ネップが入るジャケット生地。

皆様こんにちは、銀座7th店でございます。いつも7th店のブログをご覧いただきましてありがとうございます。今回の7thブログは引き続きジャケット生地のご紹介をさせていただきます。

今回ご紹介させていただく生地はイタリアの「 TALLIA DI DELFINO」 でございます。「TALLIA DI DELFINO」は1903年に設立され創業100年以上の歴史を誇る最高級服地メーカーで、エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナと並んでイタリアの中でも三大ミルであり、中でも「TALLIA DI DELFINO」 は世界に有名な最高級毛織物を算出する北イタリアのビエラ地方の北に位置し、100年以上にも渉って人々の愛されています。「TALLIA DI DELFINO」 の生地はイタリアの生地の特徴でもある光沢感や艶のある柔らかい生地となっており、生地のファッション性も高く華やかで上品な仕立て上がりなのも「 TALLIA DI DELFINO」 の特徴であります。

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今回のジャケット生地にはネップ(節)が入っています。ネップとは繊維が絡み合ってできた節(糸のかたまり)のことで、この糸を使って生地を織ることで生地全体にぽつぽつと節の模様ができることが特徴です。ネップを入れることで表面に凹凸のある生地感がでてくるのでナチュラルなイメージで温かみがあり少しカジュアルな雰囲気になります。

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Barbaro

FRATELLI TALLIA DELFINO

Wool  85%   Silk  15%   gr 315/325

Order Single Jacket    71,000 + 税~

上の写真の生地で仕上がっているジャケットがこちらです。今回はネップ入りの生地なので少しカジュアル寄りなコーディネートにしてあります。

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いかがでしょうか、ネイビーと茶色のネップが入ったジャケットにベージュのコットンパンツを合わせています。シャツとネクタイも生地の色に合わせ、ネイビーのボタンダウンのシャツに茶色のウールタイとジャケットの色から拾っているので全体的に統一感のあるコーディネートになっております。

バンチブックの小さい生地ではなかなか仕立て上がりをイメージしにくいとは思います、仕立て上がりのイメージやコーディネートの参考に少しでもして頂けたらと思います。また、本日ご紹介した秋冬生地以外にもたくさん生地はご用意しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。

 

銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。

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