羅紗の宝石と評される生地でスーツを。
皆様こんにちは、銀座7th店でございます。いつも7thブログをご覧いただきましてありがとうございます。今回の7thブログは TAILORING STAFF宮坂が今期作ったスーツの仕上がりをご紹介させていただきます。宮坂が今季作ったスーツはイタリア生地のCARLO BARBERAのスーツになっております。
イタリア生地の中で最高の生地メーカーを問われた洒落者の多くがCARLO BARBERA と答えるほど、知名度こそ高くはないものの、知る人ぞ知る生地メーカーになっております。CARLO BARBERA は1949年にその歴史の幕を開けました。イタリアはビエラの名門 CARLO BARBERA は服好きたちの心をギュッと掴んで離さない「羅紗の宝石」とも評されていて、その生地にはいくつかのこだわりがあります。
洞窟での1年間の“眠り”が作る糸の熟成
岩を切り出して作った地下倉庫の下には、横を流れるストローナ川の水が引き込まれており、庫内全体が1年を通じて同じ気温と湿度に保たれています。ここで糸を約1年間熟成させることでようやく、ただの糸から BARBERA の糸となるのです。
時間をかけて織り上げられた生地
リラックスしてコンディションが高まった糸は旧織機のようなゆっくりとしたスピードで織り上げられます。大量生産による生地とは異なり、薄いものであっても空気を含んで膨らみ感があるのが特徴。イタリア生地でありながら英国のように縦横双糸の生地が中心となります。
世界一美しいと評される色気と気品のある生地
イタリア屈指のウェルドレッサー2代目ルチアーノの趣味の良さによるところが大きく、色使いの美しさはイタリア生地らしく、風合いや柄物は英国的な趣味性を感じさせます。
このような生地に対する強いこだわりがあることが CARLO BARBERA が「羅紗の宝石」と評される由縁だと思います。
そんな CARLO BARBERA の中から宮坂が選んだ生地はこちらの生地です。
チャコールグレーの生地にさりげなく赤と白のストライプが入ったフランネルの生地です。フランネルの生地なので暖かみがあり柔らかい雰囲気になりますが、生地には程良く綺麗な光沢があるのでカジュアルになりすぎないドレッシーなフランネルの生地になっています。
CARLO BARBERA
2515 – 16164
Wool 100%
Order Suit ¥89,000 + 税 ~
初めてオーダーをご検討の方は中々小さい生地見本では仕上がりのイメージがしづらいとは思いますので、仕上がりイメージのご参考にしていただけたらと思います。
銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。
また、麻布テーラーからフェアなどお得な情報をメールでお届けしています。 是非ご登録くださいませ。