シャツ生地産地とラーメン??

先週、久しぶりに兵庫県の西脇市へ行ってきました。経緯度で日本列島の中心点に位置するので「日本のへそ」としてアピールしている市ですが、あまり知られていませんよね。では何の為に、日本列島の中心点まで来たのか??その理由を話す前に、少しだけマニアックな話しをさせていただきます。

先染織物の産地として、兵庫県西脇市を産地とした「播州織」と静岡県浜松市を中心に織られる「遠州織」が有名です。先染織物とは、先に染めたつむぎ糸で織られる織物のことで、シャツ生地のブロード地や、ストライプ、チェック、ドビーなどが先染め織物です。また、後染織物とは、織った後で染めた織物のことで、プリント地や染物などが該当します。ということで、私は国内で品質の良いシャツ生地を探す場合は、兵庫県西脇市へ向かうことが多いのです。ここの起源は古く、1792年に京都の西陣から織物の技術を導入して始められたと聞きます。我々も良く知る海外有名ブランドなどへ大量に輸出をしていた産地ですが、近年は価格の安い中国やインド生産におされているため、シャツ生地生産数は激減しています。私にしては珍しく難しい内容のスタートになりましたが、ここからはリラックスして読んでください(笑)。

一緒に同行したのは?HQの堀くんです。

そして、彼の主目的は?西脇ラーメンです。

西脇ラーメンといえば?大橋です。兵庫県加東市上滝野814-5

小さな器に濃い色のスープをまとったシンプルな中華そばですが、やさしい味わいの醤油スープの後味に甘味が余韻として残る、なぜかもう一度食べたくなる味です。実は、ここに来る前にこんなエピソードがありました。

(私)勉強のために、西脇に一緒に行く?

(堀)ラーメンですか!

(私)アホ。仕事だ!

(堀)入社する前から上月さんのブログを読んでいて、どうしてもラーメンのイメージが。。。ずっと食べてみたかったのです!!

堀くんの満面な笑顔は、ラーメンを注文して待っているときのショットだった訳です。でも、ちゃんと仕事もしていましたよ。

彼は理系なので、生地よりも生地を織る機械の方に興味津々でした。

文系の私は、機械よりもひたすらお宝探しです。

このように、私達は産地まで足を運び、高品質でお求め安い価格にてシャツをご提供できるように、努力しております。もちろん、楽しみながらですが(笑)。

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