今、絶対推しの生地教えます！#2

好き嫌いがはっきりしている我がままな性格の私は、八方美人という言葉とは程遠いと思うのですが、現在発売中の「Men’s EX10月号」を見たお取引先様から出過ぎだよ！と指摘されました(汗)。

スキャバルをお薦めしていた頁があったと思えば、他頁ではハリソンズ・オブ・エジンバラをお薦めしています。しかし、八方美人ではなく、本当にお薦めしたので依頼を引き受けた次第です(苦笑)。

ハリソンズは、1863年に後のエジンバラ市長であるサー・ジョージ・ハリソンによって創設された名門マーチャント(服地卸商）。トレードマークの赤いバンチで展開される高品質かつ豊富な服地コレクションは、多くの名門テーラーで取り扱われ、世界中のVIPから愛されてきました。先日のミラノで訪問した名門サルト「A.カラチェニ」でも赤いバンチは輝いていました！

麻布テーラーの今シーズンのお薦めは、紙面でも出ている「REGENCY」というファブリックコレクションです。上質なメリノウールから紡がれた糸をタテ・ヨコ2本ずつ使用した、軽快感のあるしなやかな生地は、ハリソンズの代名詞である仕立て映えを約束。クールビスの出現で3シーズン着用可能な生地の要望が高まっている中、その要望にもお応えできる絶妙なウェイトも魅力です。エッジ の効いたデザインも含まれた色気のあるエレガントなファブリックコレクションは、スーツ好きも満足させる内容です。今シーズンは、サヴィル・ロウの名門テーラーでも人気があるカラードストライプやカラードウインドペーンなどエッジの効いたデザインもラインナップしています。

サヴィル・ロウの名門ヘンリープールさんと横並びで麻布テーラーがコメントできるなんて、とても光栄です！！えっ、ヘンリープールさんにも？？私は決して八方美人ではありません(笑)。