上月のきづき#オーダーシャツ

上月のきづき#オーダーシャツ

年末のオーダーシャツフェアが始まると、体感的に今年も残すところわずかだと感じます(苦笑)。シャツとネクタイなどのⅤゾーンを変えるだけで、旬なスタイルができるので、私はシーズン毎にシャツをオーダーします。シャツは消耗品であると言われていますが、私の場合は消耗する暇のない量を職業柄、用意をしているので、コスパ良く自分なりのトレンドスタイルを作ることが主目的となっています(汗)。

トレンドの参考にするのは、ピッティウオモなどの見本市です。ただ、ショー的要素が強いので、そのまま鵜呑みには取り入れません。 来年の春夏シーズンのシャツ傾向は、ピッティに出店しているシャツサプライヤーの全てといってよいほど、パステルカラーのリネンシャツが出ていました。デザインはカプリのようにリゾートにするのではなく小ぶりなワイドカラー。特にチェックやストライプなどの柄バリーションが多く見られました。

ただ、日本にはリゾート文化がないので、タウン使いで着用するには少しハードルが高いかもしれません。白無地リネンなら、スーツにタイドアップや、Tシャツ変わりにデニムにコーディネートするなど、取り入れやすいかもしれません。また、リネン以外では、ストライプ柄に注目しています。定番的なロンドンストライプだけではなく、交互に2つの縞が入っているオルタネートストライプが新鮮です。ロンドンストライプよりもフレンチっぽい抜け感があり、個人的に昔から大好物です!ブルーのるオルタネートストライプをノータイで着るのもおしゃれだと思います。

左のボールドストライプといわれる、非常に太くコントラストがはっきりした縞柄も素敵ですが、右のオルタネートストライプの方が、自然な感じがしませんか??

タイドアップメインなら、クレリックにするとさらに使いやくなります!

そんなことを話しながら、仲間内で自分達のシャツを作っている様子をホームページで紹介しています。年齢も50代の私、40代の太田さん、30代の篠塚さんと、偶然にも年齢もばらつき、さらに使用目的も違うと、同じシャツでもここまで違うセレクトするものだと、改めて感じることができて面白かったです(笑)。

夏のピッティ帰りの私は、やはりオルタネートストライプをセレクトしています。

太田さんは安定の白。以外と知られていないのですが、ヨーロッパではネームは左腹に入れるのが一般的なのです。さすが分かっています!

篠塚さんは、ロンドンストライプ。なんと、初めてのロンドンストライプだったようです!?麻布テーラーの敏腕プレスが、麻布テーラーを象徴するロンドンストライプのシャツを持っていないなんて??とみんなに推薦されて作ったのですが、すごく似合っていて本人もご満悦の様子でした(笑)。

私達もお客様同様に、シャツオーダーはほんとに楽しい空間で、特に仲間とワイワイしながら作るのも格別に楽しいものです。オーダーシャツフェアは1/17まで開催中なので、ぜひぜひトライアルしてみてください!!!

私は1月9日からピッティでイタリア出張です。現地から、麻布テーラーならではの来秋冬シーズンのトレンド速報もブログアップする予定です。ご期待ください(笑)。

合わせて読みたい記事

azabu tailor×SCABAL×Men’sEX

ピッティ行ってきます!

マニア垂涎「7430」復刻デニム