麻布テーラーが仕掛けるニッポンのネクタイ
各店のブログを見てもネクタイの紹介をかなりしていますが、今回は作り手視点です。
まず、麻布テーラーには
SUPER SOLIDSという
90色のソリッドタイと
SUPER STRIPESという
18色のストライプタイがあります。
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なぜ、こんなにカラーバリエーションがあるのかというと
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お客様にスーツやシャツと同じように、
オーダー感覚で色合わせをして
いただきたいと思って開発しました。
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これだけのカラーバリエーションを展開しているのは世界でも稀だと思います。
1なぜ、108色のネクタイが、世界でも稀かというと、それはあまりにリスクがあるからです。
通常、1柄3から4配色が常識ですから、非常識なコレクションですね。
よって、売れない色もあるので在庫になります。それを許してくれる経営者も凄いですが・・・（笑）。
そして、これらは柄がシンプルだけに、品質の良し悪しも出てしまうので、生産地にもこだわっています。
その生産地とは京都の西陣です。
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今年の夏に、AERA STYLE MAGZINの取材を兼ねて私も機屋を訪れました。
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AERA STYLE MAGZINの編集長が、麻布テーラーの展示会でこのネクタイを見て感動していただき、
京都まで取材に着ていただいた次第です（ちなみに9/15発売のVOL.12ですので発売済みです）。
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ここで作られるネクタイは、度重なる使用でも生地がよれず、
何度でも美しいディンプル（結び目）を作り出します。
その秘密は絹糸と織機にあります。
西陣で手配した厳選した絹糸を染めた状態で丹後まで運び、希少な低速織機で織り上げます。
なんと、1時間で50㎝しか進みません。よって通常ネクタイの2倍の時間がかかっています。
時間がかかるということは、経糸と緯糸の密度が極限まで高まり張りと膨らみのある風合いが出来るのです。
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左の写真は、麻布テーラーのネクタイ生地を織り上げている
低速織機です。
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そして、下の写真で私が手にしているのは、
新色のピンクパープルの絹糸です。
このような状態からスタートするのです。
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機屋の職人さんからの裏話しですが、絹糸の節による凹凸は柄物では目立たないのでスルーするらしいのですが、
麻布テーラーのソリッドはその凹凸もキズに見えてしますので細心の注意を払うそうです。
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私が4,725円で販売していると話すと、
安すぎると苦笑いで反されました（笑）。
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麻布テーラーが仕掛けるニッポンのネクタイ。麻布テーラー全店で絶賛発売中です！
・SUPER SOLIDS シルク100%（シルクサテン18色・バスケット18色・ヘリンボーン18色・メランジ18色）\4,725
・SUPER SOLIDS ウール70%シルク30%（ツイル18色）\4,725
・SUPER STRIPES シルク100%（ネイビー地の18色ストライプ）\4,725
