今シーズンの麻布モノの秘密Vol.5

1784年に創業された英国を代表するブランド「JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)」。古くから英国王室御用達として知られるブランドで、現在も家族によって経営されており、仕上げにいたる最終工程を手作業で行うなど、ファインゲージニットウェアをリードするブランドとして世界中から高い評価を得ています。皆様もご存知の人気ブランドですね。

麻布テーラーとのコラボレート企画品は、4シーズン目になりますが、実は麻布テーラーでの展開は2009年からになります。AZABU THE CLASSIC TAILORがオープンするにあたり、当時の店長がどうしてもこのブランドのニットウェアを店に置きたいと要望がありました。日本でのサプライヤーも良く知らずに、いきなりPITTIのブースにバイイング行ったことを今でも鮮明に覚えています。なにせ、一店舗分の仕入なんて相手にしてもらえないかも??とかなり緊張していましたから(笑)。あれから、3年。。。あの頃のフレッシュな気持ちは何処へ行ってしまったのか。。。王道のニットウェアには見向きもせず、ビジネスサクセサリーのみという本国も嫌がるワガママ放題の別注は、ここまで出来るようになりました(笑)。T川所長いつも無理ばかり言いまして申し訳ありません。

「JOHN SMEDLEY×azabu tailor ビジネス対応マリンボーダーマフラー」

¥13,650 (Navy・Charcoal・Silver・Olive・Mocha)

今シーズンは、JOHN SMEDLEYの顔的素材、ニュージーランド産高級メリノウールを使用したマフラーを別注しました。流行Pコートやダッフルコートにマッチするマリンボーダー柄は、裾のみ2本のライン入リ。コートにインすれば柄が見えなくなるので、オン・オフ使用できるのが特徴です。実はこのアイディアはここから誕生しました。これこそ、麻布モノの秘密です??

「なぜJOHN SMEDLEYでマフラー?」

JOHN SMEDLEYはもともと大判のストールは展開していました。しかし、大判ストールはフェミニンな印象になってしまうこと、そしてビジネスシーンではややカジュアル過ぎるので、麻布テーラーのお客様には使い勝手は良くないかな?と思っていました。そんな中、展示会でカラーを選ぶためのカラーサンプルニットが目に入りました。コレいいかも!!!ということで、ストールではないやや細めのマフラーサイズが決定しました。幅は21㎝ですが、長さはかなりありますので巻き方でボリューム変化もお楽しみいただけます。

「なぜ2本入りのボーダー?」

実は、ソックスの2本ラインからアイディアが生まれました。マフラーとソックスというまったく反するアイテムから、こんなことをしたいと思うのは私ぐらいでしょうね(笑)。しかも、マフラーの裾のみラインを入れるチラ見せアイディアもここから生まれました。ソックスも足を組んだ時にだけ、チラッとラインが見えますよね。仕事ではマフラー裾をコートにイン、仕事帰りの合コンや休日デートはコートからアウト。以外と便利だと思いませんか?アイディアを練りに練って生まれるモノもありますが、このような軽い感じで産まれる優れたモノもあるのです。今回は深い秘密ではなくて申し訳ありません(汗)。

しかし、これが目の肥えたメンズファッション誌のエディターの方々からスゴイ反響でした。どこよりも早く紹介していただいたのがMEN’S CLUBでした。

「メンズクラブ10月号」そして「JOHN SMEDLEY×azabu tailor ビジネス対応マリンボーダーマフラー」は絶賛発売中です!プレスの松永くんの情報によると、他にも様々なファッション誌に掲載予定です。争奪戦になる前に、早めのご購入をおすすめいたします!!!

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