ヨーロッパ出張(ロンドン編)

川崎です。
イタリア→イギリス→フランスと約10日間、出張でこちらに来ております。
先にイタリア編は先輩竹本氏がblogをアップしておりますので、続きましてイギリス編は私が。

まずはSMITH WOOLLENS。

創業は1921年のマーチャント。
昨年限定企画で発売したSTEADFASTはSMITH WOOLLENSの生地の中でも一番ウェイトの重いシリーズ。
古き良き英国スーツ地の雰囲気漂う、サビルロウにおいても信頼のあるマーチャントの一つです。

昨年はその信頼のご加護を受け、サビルロウの工場内も見せていただきました。
滅多に入れないサビルロウ工場内は熟練スタッフと若いスタッフが共に働き、刺激のある工場内でした。
若いスタッフだけの部屋では、UKロックが流れておりました。
私も某ミュージシャンのPV用衣装の仕事を手伝った事がありますが、その時も音楽を流し集中力と感性を高めた覚えがあります。
あこがれの聖地サビルロウに親近感の湧いたひとときでした。

昨年のサビルロウ工場内

私としては一年ぶりの来訪です。
昨年お世話になったデーヴィット氏にご挨拶。
お世辞にも広いとは言えない社内。
一年前と全く変わりません。
変わらない安心感を感じさせてくれます。
こういった社風、人柄が、サビルロウから信頼される要因ではないかと思います。

今回はあまり時間がなく一時間程の来訪でしたが、またお会いしたくなる人柄です。
デヴィット氏ありがとうございました!

続きまして、さくっとですが夜のサビルロウを写真ダイジェストで!

OZWALD BOATENG
ニュービスポークと言われるサビルロウの中でも新しいブランド

HENRY POOL & CO
1806年に創立。サビルロウを代表するテーラー。

HUNTSMAN
1849年に創立。現在は王室御用達の店舗。

GIEVES & HAWKES
1771年に設立された、老舗テーラー。

以上、サビルロウ ナイトクルージングでした。

歩きながら、ふと、昨年HENRY POOL & COで、
(ヘンリープールはお客様や時代がヘンリープールのデザインを作ってきた。
私たちが何かしたのではなく多くの顧客がヘンリープールを作った。)
と言われた言葉を思い出しました。
現在は老舗と新興勢力がひしめき合っているサビルロウ。
ウインドウはそれぞれの主張を凝縮しており、老舗、新興勢力共に、こだわりの一言で表せない奥深きものがこの中には含まれている。
そんな事を考えさせるナイトクルージングでした。

では、次回はハダースフィールド編で!

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