究極の一着、ってなんでしょう
PRESS Blogをご覧の皆さまこんにちは、篠塚です!
若干今さら感ありますが、篠塚「シンエヴァンゲリオン」見てきました笑
18歳の時にテレビ版を見てから、すでに16年が過ぎた今にも関わらずエヴァの呪縛にかかっている34歳の僕です。
エヴァ考察勢としては話したい事がありすぎるので、同じ考察勢がいたら闘いに来てください!負けない!
以前、店頭に立っていた時は「ロープドショルダー(肩先にロープが入っているように、強く上に盛り上がっている肩周り)」を説明する際に、エヴァンゲリオンみたいな肩です。と言い続けていた僕としては(半分は笑ってくれ、半分はポカンでした)
謎に思い入れを持ち、終わってしまった喪失感と、きちんと終わってくれた安心感に包まれています。
それに紐づいて、NHKで放送された庵野監督のプロフェッショナル仕事の流儀も見たのですが、改めてプロの姿勢というものに考えさせられました。ひどく独善的で捉えられない本質感、でも作り上げるクリエイティブは一流。もちろん大きなお金を預けてもらえるだけの物を生み出す力があり、それを説明するのはあくまで作品だけであって、人の力ではなかったりする。
人の頭の中は見えないからこそ、そこに奥行やのりしろがあって、付随するモノづくりが楽しく、体験する側がもっと面白く感じるのかもしれません。
そんな訳で今回の麻布テーラーに無理やり紐づけていきましょう笑
2021SSの立ち上がりであるこの時期も!麻布テーラー多くのファッション誌、ビジネス誌にお取り上げいただいております!
MEN’S EX 5月号
誌面の中身は是非ご購入にて確認頂けますと嬉しいですが、様々な雑誌の中で皆様に伝えたい裏テーマがあるんです。
それは『究極の一着』。
果たして究極の一着とは何なのか?仕立てなのか、生地なのか、それともとってもお洒落なものなのか。
僕らの考える究極の一着、それはお客様にとって、本当に気に入って頂ける一着のことを指します。
例えばクラシカルなスーツスタイル、一方ではジャージースーツの様に快適な一着、それは多様化するライフスタイルの中で確固たる答えがある訳ではありません。
僕ら麻布テーラーとして、これだ!!という押し付けではなく、お客様のパーソナルを熟知し、希望にお応えする店頭のスタッフがプロフェッショナルである。これこそが『究極の一着』の答えなのではないか?と篠塚は思います。
もちろん麻布テーラーらしいエッセンスは加えて。
今回はそれぞれの雑誌で、それぞれの答えを出しました。
皆さまには皆さまの一着がある。そんな当たり前で難しい答えを、一緒に悩めるスタッフと作り上げる体験も含めて、オーダースーツには夢があるのではと信じます。
ストーリーには完結がありますが、その作り手の心の移ろい次第で、きっと結末は変わるはずなんです。
タイミングはいつだっていいと思います、本当のお気に入りの一着を作りたいと思う場所が、麻布テーラーであったらいいな!と僕は思いながら、小さいクリエイティブで表現していきたいという気持ちです!
このブログは完結しましたが、残念ながらオチはありません笑
それではまた次回!